日々帳

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すっかり暖かくなりました。
この頃は「陳情令」を少しずつ見ています。「魔道祖師」原作の実写ドラマです。最初はついていけなかったのですが、魔道祖師を全部読んでから再び見始めたら、とても面白く感じて、見られるようになりました。なんでしょうね、新たな扉を開いたような気持ちです。

今年は「真珠潭」の完結を目指しています。出来上がったら、紙の本として発行する予定です。もともと「真珠潭」は架空の古いアジアをイメージして書いているので、いま見ているものから、なにかしら吸収できたらいいな。

3月4日

ツイッターのフォロワーさんが呟いた「ダサかわいい部屋着セバシエ」テーマの短編「夜道」をアップしました。随分力技のような気がしますが、よかったらお読みください^^

3月2日

今日は上野の都美術館へフェルメール展を見に行ってきました。
コロナ禍以前でしたら、きっと人が幾重にも絵の周りに立ち、見づらかったでしょうが、今日はぽち、ぽちといる程度で、じっくりと鑑賞することができました。
今回のフェルメール展は「窓辺で手紙を読む女」の絵の中に、キューピットが塗りつぶされていた!ということに焦点を当てたもの。そのお話自体は胸踊るものでしたが、実際の絵を観てみると……私はキューピットなしの、従来版のほうが好きだと感じました。手紙を読む女性の後ろの壁になにもないほうが、観る側の想像する余地のあるような、そんな気がするのです。灰色の壁から、物悲しい印象を受け、その手紙の内容を自分なりに想像し……。

キューピットの絵があるほうが、画家の意図したものではありますけど、ね。

図録の表紙です

また2月18日には黒執事オーケストラに行きました。
とても懐かしい音楽でした。
八年半前のことを思い出して聴いていました。
あの頃の自分と、いまの自分は随分違う。
遠くに来たなあとしみじみ思いました。


ツイッターのほうにあげたレポを、アーカイブとしてこちらにも掲載しておきます。