愛しい人

2021年9月6日
黒執事アンソロジーに寄稿した作品です。葬儀屋さんの物語です。 

 
 ヒッヒッ、執事くん。そろそろギブアップじゃないのかい? 
 まだまだ、だって? 
 そんなこといったって、君はもうヒトの形すら維持できていないじゃないか。
 そんなみじめな姿で、どうやって主人を守ろうというのかい? 
 おやめよ。小生にまかせておけば、君の大切な主人は永遠の命を得られるんだよ。
 文字どおり、永遠の命を、ね。
 意味がわからないって? 
 そうだろうねえ、悪魔風情に一体何がわかるというんだろう。
 愛を知らない君に、なにを語ったって理解できないだろうからね。
 でも……冥土の土産に少しだけ教えてあげようか。
 ここから先は小生のサービスだ。
 君たちに──いや、君にたっぷりと笑わせてもらった御礼だよ。


 いまからどれぐらい前のことだろう。
 小生がまだヒトだった頃の話さ。
 どこかの国のどこかの街の政庁で小生は官吏として働いていた。小生の部屋にはいつも書類が山積みで、朝から夕方まで一日中書類を確認してはサインして、確認してはサインして……の繰り返し。
 退庁時刻になると、承認済みの書類を担当者がどこかへ運んでいく。自分の仕事が巨大な組織の歯車のどの部分なのか、ちっともわからない。
 ただ言われるがまま、自分の役割を果たしていたよ。
 灰色の日々さ。
 来る日も来る日も、同じ毎日。
 朝が来て、昼が来て、夜が来て、それで一日が終わる。
 家に戻っても、誰も小生を待つ人はいない。
 冷えたベッドが小生を待っているだけさ。
 そして休日には、疲れ果てて一日中眠っている。
 小生を愛する人はいないし、小生も誰かを愛したりしない。
 そうだねえ、それはまるで透明人間のようだったよ。大勢の人間が生きている社会の中で、孤独。おそらく小生が死んだって、誰も気にとめるものはないだろう。
 小生は心の中で、何度も自分に言い聞かせていた。
 いつか終わる。
 この苦しく虚しい人生は、いつか必ず終わる。
 死んでいるような毎日も、それまで我慢すればいい。
 ずっとそう考えていたけれど、小生はある日、気づいてしまった。
 生きていても死んでいても同じなら、もう終わりにしてしまおうと。
 牢獄につながれて、ただ終わりを待つような日々とは、いっそ別れてしまおうと。
 小生にとって死は甘美な誘惑だった。何事からも解放され、思考も消え、孤独を感じることもない、ただの無になれる。
 それで小生は、命を絶ったのさ。
 やっと退屈で残酷な日々とはお別れだ。
 そう思ったのに。

 まったく人生というのは皮肉なものだねえ。
 自殺した人間が『死神』になるなんて、考えもしなかったよ。あらかじめ、ちゃんと聖書に書いておいて欲しいね。
 小生は死神として蘇り、あれほど嫌だった牢獄のような毎日をまた生きることになった。
 灰色の日々よ、おかえりなさいってわけさ。
 死神派遣協会に管理され、死亡予定者リストを抱えて、ひたすら魂を刈る毎日。小生は一刻も早く、死神としての生を終わらせたくて、真面目に任務を果たしたよ。
 ノルマ以上に魂を刈れば、この仕事から解放され、完全な終わりを手に入れられると思って。
 しかし、任務から解放されることはなかった。
 いつこの仕事が終わるのか、いつ命を終わらせてもらえるのか、誰に聞いてもわからない。
 もしかしたら『ヒトではない存在』となってしまったいま、『終わり』なんて永遠に来ないのかもしれない。それこそ永遠に働かされ続けるのかもしれない。
 小生は絶望したよ。
 それは生きていた頃よりも、もっと深い絶望だ。『死』とは絶対的な終わりだと思っていたのに、終わるどころか死神として復活し、もう『終わり』なんて永久に来ないかもしれないなんてね。
 ヒッヒッ。なんて愉快なんだろう。


 ところが、こんな小生にも僥倖というものが巡ってきた。
 もしかしたら神のお恵みだったかもしれない。……だとすると神は相当嫌なチェスの名手だ。先の先を読んで小生を罠にかけたんだからね。
 おや、執事くん、大丈夫かい? もう少しがんばっておくれよ。 せめて小生の話が終わるまで、ね。
 ある日、小生はロンドン郊外のある貴族の屋敷へ向かった。その晩、そこで大量の魂を刈らなければならなかったんだ。
そんな大仕事、普通なら何人も派遣しなくちゃならないのに、いつだって人員不足の管理課は小生ひとりに押しつけたのさ。なにせ小生は、優秀な死神だったからね。
 どうせ、いつもの退屈な仕事。淡々とこなせばいいと小生が出かけようとすると、管理課のひとりが引きとめて、面白いことを教えてくれた。
 その貴族は代々、『悪の貴族』と呼ばれ、大英帝国を司る君主の命に従って、政府が手を出せない裏社会の汚れ仕事を、押しつけられた番犬だとね。
 小生は興味を持ち、普段よりはいささか楽しい気持ちで、屋敷を訪れたのさ。
 季節は五月。ちょうど社交界シーズンが始まったばかり。
 屋敷では多くの招待客が、シーズン最初の舞踏会に浮足立っていた。
 百人はいただろうか。
 ダンスホールは色とりどりのドレス、むせかえるような香水の匂いに満ちていて、とても今宵、多くの死人が出るとは思えない光景だった。
 小生は思わず死亡予定者リストを開いたけど、そこにはきちんと死者の名前が記され、定時になったら、何らかの形で、ここに集った人々が命を落とすのは、間違いなさそうだった。
 小生は招待客のフリをして、ダンスホールに潜りこんだ。
 普段はそんなことはしない。
 けれど、その夜はね、話に聞いた『悪の貴族』というのをひと目見てみたかったのさ。もちろん小生も他の紳士方のように、燕尾服を身に着けたよ。小生はその頃、まだこんな傷跡はなくてね、なかなかいい男だったんだよ。
 ヒッヒッ、笑うかい?
 あまたの男女が、楽団の奏でる音楽に合わせて、カドリールを踊っている。これから死が訪れるとも思わず、愉しげに。最期の享楽に溺れて。
 小生は給仕がしつこく勧めるシャンパンを断り、壁にもたれて、彼らの様子を眺めていた。
 すると人々の合間に、色鮮やかな一羽の鳥が飛んでいるのが見えた。
「カナリア……?」
 小生は目をしばたたかせた。
 いや、違う。
 カナリアじゃない。
 オレンジイエローのカナリア色のドレスを身にまとい、小鳥のように軽やかにステップを踏んでいる──令嬢だ。
「……っ」
 小生は思わず息を呑んだ。
 楽団が奏でる音楽も、人々のざわめきも、頰に触れる春風も──一瞬にしてすべて消えた。

 美しかった。
 彼女はとても美しかったのさ。
 蒼銀色の髪。
 深い湖のように蒼く澄んだ瞳。
 白皙の顔に小さく笑みを浮かべて。

 小生の胸の鼓動は速くなり、からだはかつて味わったことのないほど、熱く火照った。
 近づいて、彼女の声を聞いてみたい。
 その美しい瞳を間近に見たい。
 小生はもう片時も彼女から目をそらせなかった。
 じりじりと胸を焦がすような、甘やかな切ない想いが、からだ全体に広がっていくんだ。
 これが恋だと、初めて知った。
 身のうちに走るこの激情こそが、恋なのだと。

 小生はいつのまにか一歩踏み出していた。
 ちょうど音楽は終わったばかり。 
 小生は、どうしても彼女を間近に見たくて──そしてできるなら、ほんの少しだけでも彼女に触れたくて、踊り終わって、息を弾ませている彼女におそるおそる近づき、軽く腰を折って、次のダンスを申し込んだのさ。 
 彼女に向かって差し出した小生の手は、情けないことにカタカタと震えていたよ。
 見知らぬ男に、彼女は一瞬けげんそうに蒼い瞳を見開いたけれど、すぐににこりと微笑んで、小生の手のひらに華奢な手をのせてくれたのさ。
 楽団がワルツを奏で始めた。
 彼女は素晴らしかった。
 ツンと可愛く尖った鼻。汗ばみ、上気した桃色の頰。蒼い瞳は夢見るように、儚い視線を投げかけている。小生の拙いリードに合わせて優雅に踊る、その姿のなんと愛らしいことか。
 時折、彼女の顔を暗い影が差したけれど、小生は気に留めなかった。彼女の左手がずっと小生の背中に触れていてね、甘いぬくもりをからだ中に感じて、嬉しくてしかたなかったよ。

 ダンスの間、小生たちはひとことも言葉を交わさなかった。
 目が合うと、彼女ははにかんだようにうつむき、小生は若者のように気恥ずかしくて、なにも言えなかった。
 お互い黙ったまま、一曲ワルツを踊って、それだけさ。
 曲が終わって、彼女の手が離れるとき。小生はたまらずに、彼女の手を握ってしまった。彼女は拒まなかった。
 陶器のようになめらかで華奢な手だった。
 桜色の爪がシャンデリアの光を反射して、珊瑚のようにきらめいていた。ほのかに温かかった。小生は魔法にかけられたように、ゆっくりと彼女の手の甲に唇を近づけた。
 だけど、彼女は少し悲しそうに瞳を揺らし、それはそれは優しい仕草で、小生からそっと手を離したんだ。
「待っ……」
 引き止めようとした、そのとき。屋敷中の明かりがふっと消えた。
 いきなり真っ暗な闇に襲われて、人々は悲鳴を上げる。
「ああ、始まった……」
 小生は呟いた。
 素晴らしい時は一瞬にして過ぎ、いよいよ、死の時間がやって来たんだ。小生は本来の姿に戻ると、愛用のデスサイズを取り出した。
 ダンスホールの様子ときたら、まさに地獄さ。
 雲間から顔を出した月の光が窓から射して、悶え苦しむ人々の姿を浮かび上がらせた。
「ぎゃぁあ……っ」
「た、たすけ……で……」
 口から血を吐き、もがく男たち。
 長い爪で胸をかきむしり、身をよじらせる女たち。
 泣き、叫び、助けを求める声がそこかしこから起こるけど、ファントムハイヴ家のものは押し黙ったまま、誰一人として助けようとしない。それどころか、使用人たちは全員、ダンスホールの各扉の前に立ち、逃げ出そうとする者を鋭いナイフで始末していた。
 小生は焦っていた。
 あのカナリア色のドレスの令嬢はどこにいる? 
 あの美しい少女は? 
 暗闇の中、急いで目を走らせて、その姿を見つけようとした。
 できるなら、助けたい。死神の掟を破ったって構わない。
 小生はシネマティックレコードを回収しながら、やっきになって探したけれど、彼女は見つからないのさ。やがて……ホールにいた客たちはすべて息絶え、小生はひとりひとりの顔を確認して、リストの最後のページに、ポンとスタンプを押した。
 リストの中に彼女の写真はなかった。
 彼女は、載っていなかったんだ。
 ならば。
 ならば彼女は──?
 ことりと小さな音がして、小生はハッと後ろを振り返った。氷のように冷ややかな青月を背負って、バルコニーに誰かが立っている。
 その姿は影になっていてわからない。けれど、ドレスのシルエットから、女であることは間違いなかった。
 小生は吸い寄せられるように、のろのろと一歩ずつ人影に向かっていく。
 女は小生に気づいたらしく、わずかに身じろぎした。
 そのとき満月の青い光が、スポットライトのように女にあたり、その姿をくっきりと照らし出した。
「っ」
 それは──彼女だった。
 小生がカナリアと見間違えた、あの可憐な令嬢。
 ひと目見るなり、小生が恋に落ちたあの少女。
 真珠のような涙が彼女の頰をつたって、ぽろぽろと零れ落ちていた。ダンスホールの虐殺の風景を見つめて、声を殺して泣いていたのさ。
 小生が近づくと、彼女は慌てて、手の甲で涙をぬぐった。その左手の親指に、蒼い指輪が月光にキラリと光ったのを、小生は見逃さなかった。
 ファントムハイヴ家当主の証。
 世にも珍しいブルーダイヤモンドの指輪。
 そう、彼女こそ『悪の貴族』だったのさ。
「……死神、さん?」
 初めて耳にしたその声は、虐殺の夜にふさわしくない、銀の鈴の音のようだった。きっと彼女は、デスサイズを持った小生の姿を見て、そう尋ねたのだろう。
 小生は返事をしなかった。
 かわりに屋敷の屋根に舞い上がり、泣き顔でさえ美しい彼女を見下ろして、姿を消したのさ。

 これが小生と彼女との初めての出会いだった。
 死神派遣協会に戻る道すがら、小生は思い返していた。
 今宵小生が目にしたのは、番犬が女王に逆らう者たちを皆殺しにした、その現場だったのだと。
 おそらく給仕が客に配っていたシャンパンやワインの中に、毒物を混入させていたのだろう。断って正解だったね。ねえ、執事くん。
 のちに、あの事件が、彼女が当主となって初めての番犬の仕事だと知ったよ。王──この話はヴィクトリア女王の前、ウィリアム四世の頃のことさ──は、わずか十六歳の少女に、随分とむごいことをさせるものだ。

 彼女が悪の貴族とわかっても、小生の恋心はこれっぽっちも変わらなかった。小生の手にはいつまでも彼女の指のぬくもりが残っていた。頰には彼女の甘い吐息が残っていた。大粒の真珠のような涙を湛えていたあの蒼い瞳を、「……死神、さん?」と弱々しく尋ねたあの声を、幾度も頭の中で反芻した。
 そうやって思い出すたびに、胸の奥から甘やかな熱が零れ出て、血潮のように全身を巡り、小生の凍えたからだを溶かしてくれるのさ。
「ああ……」
 世界が輝いて見えたよ。
 小生は彼女に出会って初めて、世界が色彩に溢れていることに気づき、鳥や風が歌うことを知り、ミモザの香りが心を慰めることを知ったんだ。
 生まれて初めて「死にたくない」と思ったよ。
 あれほど死を願っていた小生なのに、生きて、ずっと彼女を見続けたいと思うようになったんだ。ヒッヒッ、変われば変わるものだねえ。

 以来、小生は足繁く、ファントムハイヴ伯爵家を訪れるようになった。
 仕事じゃない。ただ彼女を見るためにさ。
 もちろん、直接顔を合わせたりしない。姿を消して、こっそり彼女を見ていただけ。死神だとバレてしまった以上、小生は彼女に顔を合わせられなくなってしまった。別にそういう規則があるわけじゃない。ただ……なんだろう、たぶん小生は死神としての姿を、再びさらしたくなかったんだ。

 さすがに悪の貴族とあって彼女の周りには常に死があった。王に命じられて、次から次へと闇の人間を始末し、彼女の行くところ、死体が積み上がり、その顔には憂いが増していったよ。
 たとえ悪人でも、人間は人間だ。人の命を奪うのは、どれほど辛かっただろう。彼女の細い肩には、ファントムハイヴ家の宿命は重すぎたんだろうね……。
 彼女はね、小生の思い込みでなければ、『仕事』のときは、必ず誰かを探すように周囲を見回していた。
 たぶん彼女は──死者の魂を回収する死神を……小生を探していたんじゃないかと思うんだよ。小生にまた会いたかったんじゃないかねぇ。
 おや、執事くん、おかしいのかい? 恋をしている小生が、自分に都合のいいように解釈していると? 
 まあ、そうやってせいぜい笑っていればいいよ。愛を知らない哀れな執事くん、君には永久に愛はわからない。
 わからないまま、消滅していけばいい。


 数年後、彼女は婚約した。
 そのことを知った時、小生の腹の底がすっと冷えたよ。
 心の中にどす黒い塊が生まれて渦を巻き、それはみるみるうちに、小生の心を支配した。
 見知らぬ男の腕の中で、歓びに喘ぐ彼女の姿が毎夜夢に現れて、頭にこびりついて離れない。
「くっ……」
 気が狂いそうだった。
 彼女の唇は小生のものだ。
 彼女の瑞々しいからだも、純粋な魂も、小生だけのものだ。
 彼女が誰かのものにされるくらいなら、いっそ殺して小生の……小生だけのものにしよう。
 そうだ、デスサイズで心臓を抉り出してしまおうか。
 それとも首を絞め、死んでいく彼女の苦悶の表情をじっくり眺めるのもいい……。
 はしたなくも、その場面を想像すると、小生のからだは熱く疼いてしまってねえ。ヒッヒッ。
 ああ、恋ってものは本当に厄介だね。
 恋がこんなにも穢らわしい執着を引きずっているなんて、どうして小生にわかるだろう。
 皮肉なことに、その醜い感情も彼女が小生に与えたものだった。だって、死人のように生きていた頃、小生には感情などなくて、歓びも、憎しみも、味わったことがなかったんだからね。
 結局──小生は嫉妬の泥沼から這い上がれなかった。
 けれど、彼女の幸せを祈ることはできた。
 彼女が幸福でいるためには、『仕事』で傷ついた心を優しく癒してくれる夫が、あたたかい家族が、必要だと悟ったのさ。
 そしてそれは、死神-バケモノ-である小生には、決して彼女に与えられないものなんだ……。

 結婚式の日、小生は神父の後ろ、イエス・キリスト像の真上にあるステンドグラスのアーチに立って、式の様子を見下ろしていた。真紅の絨毯の上を厳かに彼女と未来の夫が歩いていく。
 ……苦しかった。
 血反吐を吐くほど苦しかったよ。
 彼女の隣にいるのが自分だったらどんなによかっただろう。彼女を誰よりも深く愛しているのはこの小生なのに。
 とうとう牧師が片手を上げ、愛の宣誓をふたりに求めた。
 小生はぎりりと歯をくいしばったよ。
 だけど──だけど、奇妙なことに彼女は誓いの言葉を口にする直前、一瞬ためらった。誰かを探すように、そっと周りを見渡したんだ。
……いや、きっとそれは小生の気のせいだね。だって次の瞬間、何事もなかったかのように、彼女は静かに永遠の愛を誓ったんだから。

 やがて彼女は男の子を産んだ。
 彼女の夫によく似た、茶色の髪、灰色の瞳の愛らしい子でね。使用人たちから『坊ちゃん』と呼ばれて、慕われていたよ。いまの双子の伯爵の、弟くんのように。
 妻から母になり、彼女はますます美しくなった。
 肩と首のギリシァ風の美しさ。肌は輝くばかりにつやめいて、瞳は明るく輝き、彼女の平穏な暮らしを物語っていた。
 桜色の小さな唇は、昔とちっとも変わらず、つややかで柔らかそうで、子どもを呼ぶ声は、かつてよりもやさしく深みを増していた。

 そう、彼女は幸せの絶頂にいたんだ。